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2020年9月30日

藤野 / 風の家1

農的暮らしを楽しむために藤野に移住されたご夫婦のための家です。
地場の無垢材(杉/桧)をふんだんに使用し、伝統的な竹小舞/土壁と漆喰で仕上げました。主屋根は瓦で葺いています。
地産地消材とほぼ自然素材だけでつくり、尚かつ省エネルギーや温熱環境的にも調和の取れた住まい、ということをテーマにつくりました。
昔ながらのこうした土壁だけの造りは、温熱環境的には貧弱だったわけですが、土壁の外側には自然素材の断熱材(杉をシュレッダーしたものを断熱材に成形したもの)を施し、土壁の蓄熱性能を発揮できるようにしています。
通風型の建具、天窓と欄間によって、夏は風が気持ちよくとおり、夜間に土壁が蓄冷してくれます。冬は太陽熱による土間蓄熱と土壁の蓄熱に期待します。
また、下屋の板金屋根で太陽熱集熱をする変則的な納まりになっています。瓦屋根をのせて、里山の風景に馴染む外観とした一方で、こうして板金屋根では現代の技術を搭載して、省エネ性と温熱環境制御をも両立させています。その他、暖房装置として、ペレットストーブを設置しており、暖房は主に自然のエネルギーで賄うようにしています。
二階は吹き抜けに面して障子の開口部を設け、上下階の通風を促し、自然換気ができるようにしています。かつての越屋根に変わる仕掛けとして、天窓を多用しています。
主屋根には群馬/藤岡の手焼きの瓦をのせています。土壁/左官の仕事ともに、手仕事の継承ができるようにしたいと考えています。
庭はおもに菜園としてしつらえ、植物棚にも食べられる植物を植えて、夏の遮光を兼ねた一石二鳥のしかけです。
屋根に降った雨水は地下タンクに貯め、手押しポンプで汲み上げるようにしています。水は多段的きれいなほうから使い、カスケード利用としています。
玄関からは土間方向と納戸へ下足のまま移動でき、食品庫を通じて台所まで回遊できるプランになっています。また和室からも納戸経由で洗面脱衣室に行けるような多様な動線を確保しています。

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2020年9月30日

久我山の家

東京の住宅街に、木造の家屋で日本の伝統的な竹小舞土壁や瓦等を使用し、存在感のある表情をした住宅が完成しました。
日本の風土にあった昔ながらの職人の技術と知恵、さらに太陽熱利用、蓄熱、通風など様々なパッシブ技術の仕掛けも取り入れ、
環境性や省エネの観点から利点を最大限に生かしました。
伝統技術、室内環境、自然素材に配慮したバランスの良い住まいです。もちろん住まい手に取っても健康的で、快適な環境が得られています。
都会の真ん中でも、伝統的な構法で作ることができ、自然素材主体の住まいづくりが可能です。

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2020年9月30日

新座の家

先祖代々、この場所で続く農家さんの築50年の家をさらに次世代まで繋ぐことができるよう、改修をしました。
当初、住まい手は建て替えを予定していました。ご相談の初期の段階で、改修前のお宅を拝見しましたが、昔ながらのプロポーションと造り、とはいえなかなかしっかりとした構造と造りになっています。そこで、建て替えはせず、これまでのご両親の記憶も止めることも含めて、リフォームすることで次の世代へ家を引き継いでいくことをご提案しました。
建て替えた場合には規模が小さくなるが新築のコストがかかること、改修した場合は減築をしながら、改修にかかる費用など、を比較検討しながら、結局後者を選択することになりました。
昔ながらの外観は、屋根にむくりがついたクラシックな風情でしたが、二階が無いにもかかわらず、高さが突出したバランスになっていましたので、屋根を低く削り、現代的にすっきりとしたフォルムに変更することがまずは第一のポイントとなりました。
二つ目のポイントは、断熱改修です。昔ながらの土壁の造りでしたが、断熱はほとんど施されておらず、現代の温熱環境の標準的な性能から比べたらだいぶ暑い寒いの暮らしぶりとなっていました。それを土壁は一部残しつつ、その外側にしっかりと断熱を施すことで、むしろ土の蓄熱性を引き出すこととしました。
それに加えて、屋根面での太陽熱集熱の仕組みの快適性にご興味をもっていただき、下屋根を板金にて改修することと併せて、そこに太陽熱集熱装置「そよ風」を採用しました。
屋根に乗っていた瓦はそのまま丁寧におろし、再利用する方針としました。昔ながらの色むらのあるいぶし瓦は、今や欲しくても作っているところがほとんどありません。瓦は土を焼いてつくる、昔ながらのセラミック製品と呼んで良いと思いますが、土でできていることから、これも循環型の自然素材と言えるでしょう。それを再利用して有効活用しました。主屋根は瓦の再利用、下屋根は板金で改修とすることで古い重厚感のある風情を残しつつ、太陽熱利用、という現代の仕組みもうまく組み合わせることに成功しています。
断熱性能は現代の国内の次世代省エネ基準はクリアし、もちろん耐震補強をも施し、現代に必要な耐震性能も確保しています。
その他、薪ストーブを設置し、暖房に関しては、自然のエネルギーを全面的に使用することになりました。こうして、冬の温熱環境を整える対策は万全を期し、暖かく過ごせる家に生まれ変わりました。
間取りは、昔なからの和室が連続する空間構成を踏襲しながら、現代的な生活に合わせて変更しています。また、ピアノ教室をご自宅で開催する、ということでそうした教室も併せて設けることとなりました。
昔の造りのお住まいは、現代的な暮らしには合わない部分も多々ありますが、それを理由に壊してしまうと、二度とそうしたしっかりとした風情の家は再現ができません。家が全国で八百数十万戸以上余っている、という現状に対して、空間と資源の有効活用、という意味からも、改修をしていく事は今後ますます重要になります。

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2020年9月30日

東伊豆の家

東伊豆の小さな漁港と温泉のある集落に、海に面して、おおらかな平家のお住まいができました。
ここでは元々旅館を営んでいましたが、この築約50年の旅館を閉じるのに合わせて、ご主人ご家族のお住まいを建て替えました。
海の水平線と、集落の寄せ合って暮らしている様子を背景に、また住まい手のご夫妻が今後歳を重ねていくことなどを鑑みると、穏やかに横に広がる平家の構成が良いのだ、と考えました。
旅館の建物は敷地一杯一杯に建っていたため、南側からの採光が十分とれず、旅館の中の住宅部は暗い部屋になっていましたが、平家のL字型のプランとすることで、朝から夕方まで家のどこかには太陽の光が当たっているように配慮しました。冬にはたっぷりと日差しが居間から和室まで日中を通して、満遍なく入るようになり、断熱性能が格段に上がったことと併せて、温熱環境がとてもよくなりました。
L字型のプランはまた同時に広く庭を取ることができるようになり、ご夫妻はお住まい後は庭と菜園を楽しんでおられます。
海からの風は時として脅威になりますが、日常的にそよいでくる海風はとても気持ちよく、風がよく通るように南北の開口部を計画しています。開口部からは視線もよく通り、いつでも海が見えるようになっています。海辺の暮らしはいつも海と共にあります。毎朝起きて海の様子と天気がわかる、ということはとても大事なことです。
毎日、目の前の漁港で水揚げがあり、その魚を仕入れて小さな商いを続けています。そのための「働く場(サブキッチン)」を設けました。農産物もよく地域の方々からもらいます。そうしたことをさばくのに、屋根がかかった外土間や水仕事ができる内土間、はとても重宝します。それが同時に動線上も連続して繋がって回遊できるのはとても便利です。
屋根には瓦をのせ、外装には漆喰を塗り、海風による腐食や暴風に対する防御としています。

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2020年9月30日

陸前高田 「ペチカ」

岩手県陸前高田の地元の工務店さんが、自社のモデル住宅となるショールーム兼、地域の方々が集まれるような場所としてのカフェが併設されている場所を作りました。
テーマは大きく二つあります。
一つは人と人とがつながるカフェ。「まちライブラリー」の仕組みを取り入れ、様々なひとから本を受け入れつつ、それが新たな人の繋がりの輪を生む仕掛けとしています。
http://machi-library.org/where/detail/3777/
そしてもう一つは、これからの環境の時代を見据えた、環境建築としての住宅モデル、とすること。
東北地方にあって、太平洋側の海辺の街ということで比較的温暖ではありますが、やはり十分な寒さ対策が必要です。機械仕掛けに頼る前にやはり、パッシブ的な考え方を全面的に採用することで計画をしました。
南面は前面ガラスのファサードとして、寒い冬に機能するダイレクトゲインを意図しています。受け入れた日差しを蓄熱する壁を設置。レンガなども内装に多用し蓄熱容量を稼ぐようにしています。
夏には過剰にヒートアップしないように、日本では普及がまだこれからの「外付けブラインド」を採用し、外部での遮光、遮熱に努めています。また十分熱気をパージできるような通風の仕組みも重視した設計として、天窓の設置や妻面上部での排気が可能にしました。
冷暖房は全体的に「輻射」の仕組みを採用し、体感的にもやさしい仕組みにしています。施設名の文字通り、ペチカとPS暖房機の輻射パネルを採用しました。一部個室以外は、輻射パネルで冷房、暖房を兼用し、とても体感が良い温熱環境を実現しています。空間の中心には「ペチカ」を採用し、やはり輻射型の暖房装置として設置しました。地域の循環型資源である薪による暖房装置を採用することでエネルギーも地産地消です。
もちろん、建物の材料も地域の杉、檜、松を採用し、地産地消の家づくりになっています。
カフェにはイタリア製のエスプレッソマシーンもあり、コーヒーも美味しいです。
https://www.life-with-pechka.com
https://www.life-with-pechka.com/architecture

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