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2021年2月25日

陸前高田発酵パーク「CAMOCY」

2020年12月17日、岩手県陸前高田市に発酵をテーマにした商業施設「発酵パーク CAMOCY」がオープンしました。東日本大震災により街全体の99%がなくなった陸前高田市を、「発酵」をテーマに再生し賑わいを取り戻そうという「CAMOCYプロジェクト」の一環です。味噌、醤油、チョコレート工房、発酵食堂、クラフトビール、パン屋など七つの店舗や、フードコートやキッチンスタジオが配置されています。

震災前の蔵が並ぶ街並みをファサードデザインに反映しました。復興が進む中、再びかつての風景を取り戻す一助になれればと思います。

HP https://camocy.jp/

2021年2月18日

連の家プロジェクト

神奈川県藤野町。この地に広がる里山の風景になじみ、集落感のある風景とすることをコンセプトに、7件が連なる住宅プロジェクト。(2021年3月に5棟目竣工予定)

建物のプロポーションを低く保ち、里山と田園の風景に馴染むことを共通のルールとしました。屋根勾配を揃え、外装のデザインも統一感が持てるよう配慮しました。どの棟も地元の木で建てられ、自然素材を主体とし、薪ストーブやそよかぜシステムの採用など、健やかな家づくりです。

藤野/連の家1

住まい手は農的な暮らしを指向されており、菜園との連続性を考慮し、南側に大きな土間を配置しました。ここは作業の空間であるとともに、玄関でもあり、太陽熱のダイレクトゲインの場所でもあります。冬はここで太陽熱を蓄熱することで、夕方以降の寒さに備えることができます。

藤野/連の家2

居間と個室が2部屋のシンプルな構成。部屋同士は可変できるよう、建具で仕切ったり、壁が容易に壊せることができるようにしています。ペレットストーブを備を設置。薪も兼用でき、またゼンマイ仕掛けのため停電しても機能するもので、災害時にも対応できます。

藤野/連の家3

居間、寝室、ロフトが間仕切り無くつながり、小さいながらも暮らしに必要な空間が無駄なくつまっています。屋根裏にロフト状の二階を設け一階とともに大きなワンルームとして、融通無碍な使い方ができるようにしています。

藤野/連の家4

木組みの構造、自然素材の内外装でしつらえ、外装には防虫、防腐効果のある焼き杉板を使用し、自然の風景になじむ風情となっています。
庭で菜園を営むことにあわせた回遊動線としました。太陽のエネルギーを暖房に活用する「そよ風」システムやパッシブデザイン、薪ストーブの採用でエネルギーの地産地消と、化石エネルギーに頼らない暖房を実現しています

2020年9月30日

伊勢の家

国産材の多面的かつ量的な活用を目標に、CLT(Cross Laminated Timber)(直交積層材パネル)が注目されています。欧州ではこうしたパネル材を使用して中層の建築がすでに実現しています。この家の住まい手の方は、このCLTを製造する機械ラインをつくられているメーカーさんということから、ご自宅を建築するにあたり、CLTを活用した建築にしたい、として日本で初の本格的にCLTを使用したものになりました。
今回は在来軸組構造の間にこのパネル材を落とし込んでいく、という構法を採用しました。パネルを建て方工事の折に設置し、そのまま内装とすることで、CLTの素材をそのまま表現するのと、工期短縮を目論みました。
構造と内装はこうした現代の素材を採用しましたが、外部の意匠は伝統的な伊勢の住宅をモチーフとし、また外壁に焼き杉を貼るなど、全体的に優しいあたたかみのある風情にしました。
パネルを採用することで、室内の音、温熱環境、とも良好な状況になっています。
また、南面をしっかりと開口し、太陽熱利用のパッシブデザインとしているため、暖房なしでも生活が可能です。
パネルの厚みは壁に3層90ミリ、床に5層150ミリのものを使いました。それにより、木材使用量は一般的な住宅建築のおおよそ倍におよんでいます。
地場の木材の活用方法の選択枝のひとつとして今後の展開に期待するところです。

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2020年9月30日

二俣川の家

伝統的な竹小舞/土壁、木組みの平屋のお住まいです。多摩産の杉、桧材を構造材、内外装材に使用しています。住まい手の方々と多摩の山と製材所まで赴き、山側の状況を理解してもらいました。
間取りは普遍的な田の字型のプランとして、無駄な空間がない合理的な配置計画となっています。
土壁の蓄熱性を確保するために外壁側には断熱を施しています。壁面の輻射環境が整い、体感的にも快適な住環境を実現しています。また内外装に土、木があらわしになっているので、調湿性なども多いに期待できます。
南側の開口部を大きく取り、冬場のダイレクトゲインを得られるようにしています。また雨戸を杉の建具でつくっていますが、上下に無双の開口部をしつらえていて、室内の欄間とともに、夏場は通風を確実に確保するようにしています。
屋根の内部をロフトとして、10坪ほどの納戸を備えています。

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2020年9月30日

藤野 / 森の家2

里山の風景が豊かな藤野の山間の場所に建つ住宅。住まい手のご家族が、できるだけ自給的な暮らしを実現したいということで、エネルギー、食、水などにわたり、少しでも自給できる仕掛けを搭載しています。
また冬の寒さが厳しい場所ゆえ、断熱性能はしっかりと「次世代省エネ基準」以上を確保し、また冬場の太陽熱のダイレクトゲインを期待して、開口部の大きさと断熱性に配慮した設計になっています。太陽光による発電と暖房費の削減により、この住まいのエネルギー自給率はかなり高くなっています。
家の周りには大きな下屋空間を用意し、庭、菜園との関係性を結ぶ結節点のような役割を担うようにしました。例によって、地元の木を使い、地元の工務店で建てた地産地消のお住まいです。

2015年 第4回チルチンびと住宅建築賞 受賞

(掲載写真註:遠景より撮った写真で、3軒連なってあるお住まいは「里山長屋」と「森の家」。同様の環境に対する意識と農的暮らしを指向するご家族達が集まることで、徐々にエコビレッジ的な風情になってきました。外観の素材、色なども揃っています。)

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