2023年11月22日

「坂元植林の家 さとのえ」が、ウッドデザイン賞 最優秀賞「環境大臣賞」、日本エコハウス大賞「優秀賞」のダブル受賞となりました。

『坂元植林の家 さとのえ』について、受賞の報告です。
今年のウッドデザイン賞において、最優秀賞の一つ「環境大臣賞」に選ばれました。
また、日本エコハウス大賞のモデルハウス部門で「優秀賞」となりました。

https://www.wooddesign.jp/slaker_news/upload/files/attach_file1_20231109acaa9af38407f0381dcc5a6bb23a6470c8de2ed7.pdf?fbclid=IwAR0DpWrPDjRGAoeTFjd9QVkUNixVNZ2LH53L8iit2CYWfwFUezPwc58uP2o

「さとのえ」は、昔ながらの木の家と現代の環境技術を組み合わせた自立的な住まいのモデルです。
自社の山の木を伐採、製材、乾燥、建築までを一貫しておこなう、地産地消の家づくり。
また建物周辺の自然が持つポテンシャルを最大限に生かす工夫をし、自然通風を生かす間取や窓の配置、多層空間によるダイレクトゲイン、微気象の形成など、多面的な環境の仕掛けで適正な温熱環境を維持し、省エネを実現するようにしています。
薪ボイラー、ペチカ、かまどなど木質資源を生かす仕掛けや、井戸を掘り水の自立的な仕組みも備えています。
そうした仕掛けを背景に、これからの住まい方を見据え「農的暮らし」を想定した間取り、空間の構成にしています。
またこの考え方を普及啓発する場所としてのプログラムの開発、実践などをしています。
総合的な環境性能と価値を兼ね備えた場と仕組みづくり、として評価されたと考えます。
「環境との程よい関係を結び、多面的に環境負荷の少ない家づくりのモデル」となるよう、今後も模索していければと思います。
https://bioform.jp/project/satonoe
https://www.sakamoto-shokurin.com/satonoe/details/

サカモト様の広報業務についての過去記事
http://editorialyabucozy.jp/media/3036#more-3036
建築設計:ビオフォルム環境デザイン室
ランドスケープ設計:風土形成事務所
広報担当:地域編集室簑田理香事務所

母屋
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