11月23日(祝木)WAKUWORKSの和久倫也さんをゲストにお迎えして、「環境と人がつながる建築・場づくり」をテーマにbioform cafeを開催しました。
WAKUWORKSさんとは、環境との調和やパーマカルチャーの考え方など共通、共感する部分が多く、興味深い対談となりました。
当日、ビオフォルムのオフィス隣地では庭師さんが庭木の剪定をされていたのですが、和久さんはそこに落ちているすすきや落葉を手に現れ、都市の中にも草木のいのちが息づいていること、また廃棄されてしまう落葉が実は土壌を改良する宝だということなど、説いてくださいました。対談では、大学卒業後どういう変遷を経て今に至ったかから、これまでの作品の紹介、今思っていること、今後の展望など、お話をうかがいました。
山田からは、互いに大事にしている“環境と人が繋がる心地よさ”をもっと広く訴求するには、どのようなエビデンスがあるとよいのかなど問題提起とともにその重要性と弊社の取り組みをお話しさせていただきました。これからも継続して掘り下げていきたい大事なテーマです。
参加者からは、
・建築と土壌をつなぐ役割の方は世の中に希少なので、興味深く聞きました。
・建築は完成したらそれで終わりだけど、外構も含めてその後もずっと継続してメンテナンスに関わってらっしゃるところがすごいなと思った。
・周りの人や出会いの縁を大事にされ、人とのつながり方が上手だなと魅力に感じた。
・卒業後からこれまでの道のり、人生の歩み方に魅力を感じた。
・土中環境や自然と繋がる建築がいいと思いながらもデータで表せない分認められない現実があったが、これでいいんだと励まされた。
など多種多様な感想をいただきました。
リアル参加は25名の満員御礼。お越しになった皆さま、どうもありがとうございました。定員オーバーにつきやむなくオンライン参加にしていただいた皆様、申し訳ございませんでした。次回は是非リアルでご参加ください。