先月完成した「森のいえ」。
写真家の砺波周平さんに撮影をお願いした竣工写真が届きました。
大雪直後の撮影で心配しましたが、仕上がりを見て感激。
雪景色が建築を見事に引き立て、風景に溶け込む美しい佇まいになっていました。
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無垢材をふんだんに使用したリビング。
広々としたウッドデッキのテラスからは、森を一望できます。
スキップフロアの空間を効率よく暖めるため、薪ストーブを中央に配置。
太陽光集熱システム「そよ風」との相乗効果で、部屋全体をじんわりと暖めます。
お仕事関係の来客が多いため、玄関から直接応接室へ通す入口と、家族用の入口を用意。小さなお子さまがいてもプライバシーが保たれ安心です。
リビングに目が届き、会話を楽しみながら料理ができるカウンターキッチン。
散らかりがちな手元は隠れているので、急な来客時にも安心。
オーダーメイドの木のキッチンは、地元の家具作家さんにお願いしたもの。
ひのきと十和田石の浴室。開放感の中、ゆっくりと疲れを癒します。
ぬくもりを感じる家具の多くは、敷地に生えていたナラの材を使用し、地元の家具作家さんにオーダーしたもの。建設時に伐採した資源を有効に使うという意味だけでなく、その土地の記憶をいかすことにもつながります。
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すでにお引越を済ませ、「森のいえ」での新しい暮らしをスタートさせているオーナーのE様ご一家。
ビオフォルム代表山田の住まう「里山長屋」のすぐ隣の敷地ということもあり、お子さまがお友達と一緒に庭を楽しく駆け回る姿や、ご主人が薪仕事に精を出す日々のご様子なども伺え、これから隣人としてのおつきあいもますます深まりそうです。
四季折々の自然を味わい、エコロジカルで豊かな暮らしを楽しむご様子を、またレポートさせて頂ければと思います。