2023年6月26日

【満員御礼】ビオフォルムカフェvol.8 @カフェスロー。

6月17日(土)、パーマカルチャーデザイナーの四井真治さんをゲストにお迎えして、「パーマカルチャーから考える持続可能な暮らしの実践とこれから」を開催しました。

今回はビオフォルム環境デザイン室の原点に立ち返り、我々のテーマである“パーマカルチャー”を取り上げるスペシャル版。会場を国分寺のカフェスローさんに移し、場の力のおかげもあり、緩やかでかつ密度の濃い時間となりました。60名ご参加の満員御礼。お越しになった皆さま、どうもありがとうございました。

四井さんには、これまでパーマカルチャーを様々な形で実践されてきた中での確信について、ラブロックやプリコジンの科学的、物理的理論を引用しながら、またご自身の暮らしの実践を通しての気づきから、“いのち”の仕組みについて、多面的にひも解いていただきました。パーマカルチャーを単なる技術や知識でとらえず、堆肥づくり一つとってもその意味=いのちの仕組みを知り、考えること。パーマカルチャーとは、暮らしの営みの小さいことを一つ一つ丁寧に深めていくことから始まる、というお話が印象的でした。

山田からは、建築的にパーマカルチャーをどう解釈して形にしていくか、人が暮らすことでより環境が豊かになっていく建築とは、という視点で、実例や現在進行中の物件も含めお話させていただきました。

参加の方々からも、多様な感想や質問をいただき、これからも継続して掘り下げていきたいテーマです。