『自然とつながる家づくりの学校』×『三年鳴かず飛ばず』プロジェクトの第一回目。
敷地のすぐ近くのお宅の竹林に入らせていただき、竹を伐採。お昼を挟んで竹割機で竹小舞をつくりました。少し前までは、建築資材、炊事、採暖、肥料や日曜雑具にいたるまで私たちの暮らしになくてはならなかった竹が、今では迷惑なものとして、竹林は放置され荒れていくばかりとなりました。
今回は住まいづくりに不可欠な「竹」に着目し、扱い方や有用性、竹林と整備のお話などを聞き、実際に竹に触れ手と身体を動かしながら「竹」と向き合います。
小舞は半年寝かせて乾燥させ、秋に竹小舞を編み、土壁をぬります。
世田谷区大蔵で展開中の『三年鳴かず飛ばず』プロジェクトの小屋づくり計画と連動して、「住みかをつくる〜自然とつながる家づくりの学校」としてシリーズで展開します。家づくりのさまざまな現場や素材、ワークショップを通じて、地域やその気候風土に寄り添った家づくりをみなさんに体感していただく機会を多く作りたいと思っています。
◎「住みかをつくる~自然とつながる家づくりの学校」についてhttps://bioform.jp/project/sumikawotukuru






























写真:真島一樹/ビオフォルム環境デザイン室