ビオフォルム日記

2015年12月5日

チルチンびと住宅建築賞 受賞しました

住まいの雑誌、「チルチンびと」が主催する、住宅建築のコンテストで、当方が設計を担当しましたお住まいが受賞しました。
施工を担当していただいた藤野の創和建設さんとの受賞です。

太陽熱集熱「そよ風」や、パッシブデザイン、太陽光発電による電力自給、雨水の利用などの仕組みを備え、自給的な農的暮らしを指向するご家族の暮らしを実現しました。

実例集でもまたご紹介したいと思います。

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http://www.fudosha.com/ad/kenchikusho.html

2015年11月1日

竣工見学会のご案内 その2    藤野「連の家4」

■見学会日時:2015年12月12日(土)

里山の風景が豊かに広がる、藤野の地に2013年から4軒の住宅が連なる住宅地のプロジェクトを始めました。
その最後の4棟目がこの12月にいよいよ竣工します。
このたびは住まい手のご家族のご厚意により、竣工見学会を開催させていただくことになりました。
この4軒は、里山の風景にあい、かつ農的な暮らしも可能な場として、小さいながらも集落感のある風景としたい、というコンセプトのもと、その趣旨に賛同する方々に順次お住まいをつくっていただきました。
全て、地元の木でつくり、自然素材が主体の地産地消の家づくりです。
全体的に低層の屋根とし、かつ外装のデザインも統一感がもてるように配慮しました。
全体の風情をそろえることで、風景としても価値をもつ良質な居住環境づくりを目指したプロジェクトです。

今回ご見学いただくお住まいは、木組みの構造、自然素材の内外装でしつらえてあります。また、庭で菜園を営むことにあわせて、土間の配置や台所との関係性に配慮した空間構成になっています。
是非、地元の山の杉、桧を使った木組みの空間と、漆喰や杉板でできた空気感の心地よさを体感していただければ、と思います。
外装には焼き杉板を採用し、防虫効果、防腐効果を期待するとともに、自然の風景にもなじむ風情となっています。
温熱環境やエネルギーにも配慮をし、太陽のエネルギーをたっぷり暖房に活用する、「そよ風」システムの導入や、パッシブデザインを意識したつくりにしました。また、薪ストーブを採用し、エネルギーも地元の山の資源を活用する地産地消を目指しています。これによって化石エネルギーにあまり頼らない暖房を実現しています。

是非、住まいとそれを含む4軒の集落感のある風景まで含めて、ご高覧いただければ、と思います。

お問い合わせは  info@biofor.jp  まで

規模/構造:木造2階建て(屋根内にロフト風に2階の部屋)
延床面積36坪強
設計  :一級建築士事務所ビオフォルム環境デザイン室

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2015年10月28日

竣工見学会のご案内 その1    CLTをつかった「伊勢の家」

三重県/伊勢にて進めて参りました、CLT(Cross Laminated Timber 直交集成板)を活用した住宅「伊勢の家」の竣工見学会を開催いたします。
日時:2015年12月5日(土)(時間未定)

これからの木造建築物にとって可能性が模索されているCLTという素材を全面的に活用した住宅です。住宅という比較的小規模の建築に応用できるような設計、施工方法を工夫し、そのモデルになるようなものとなりました。 住宅建築では本格的にCLTを使用したものとしては、おそらく日本初となります。
構造は、在来軸組構法の軸組にCLTを仕上兼用のパネル材として落とし込むハイブリッドになっているのが特徴です。

ご興味のある方は、当方のメールアドレス info@bioform.jp までご連絡ください。見学会の委細はまたご案内をいたします。

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2015年7月9日

盛岡 地域資源を活かす施設づくりがはじまりました

岩手/盛岡の郊外にある山間の地に、地域の山や川、自然の資源を活かして、持続可能な場づくりのお手伝いをしています。この週末にまずは基本計画となる案の模型をもって、打合せをしてきました。
この自然豊かな森を背景に、どのような場ができるのか、今後鋭意計画をつめていきたいと思います。

今後引き続きレポートします。

山上からパノラマ IMG_1014

2015年5月17日

カミツレの里/八寿恵荘 リニューアルオープン

一昨年から計画をすすめてきた、長野県池田町にあるカミツレの里/八寿恵荘という宿泊施設のリニューアル計画。その改装の設計を担当させていただきました。昨年の11月末から改装工事が始まり、この4月末に竣工し、おかげさまで、このたび5月15日にオープンを迎えました。
カミツレ=カモミールという薬効がある植物、しかもオーガニックに育てたものから抽出された成分をふんだんに使った入浴剤やコスメを製造するカミツレ研究所。そこが運営する健康と癒しのお宿として、すでにその価値を理解していた方々からは人気のあったお宿でした。このたび、そのコンセプトをより一層掘り下げよう、というオーナー殿の強い思いを実現するべく、全体をリニューアルすることになったのです。
内外装は、できるだけ地産地消の無垢材、自然素材を活用し、健康に配慮するとともに、環境に対するインパクトを最小にすることにしました。特に床材は全面的に地元池田町の赤松を製材したものです。全面的に床暖房を採用し、素材感を体感してもらうべく裸足で歩いていただけるようにしました。キッチンや家具も含めて採用した樹種の名前は全てお部屋の名前となっています。ベッドルームも一部屋ご用意し、車いすの方でもご利用できるようになっています。
エネルギー面でも配慮し、高性能な断熱をし直すとともに、浴室、暖房に使われる熱源は重油ボイラーから地元の赤松のチップ素材を活用するオーストリア製のチップボイラーへと変更しました。
このお宿で提供される有機食材のお料理や布団、タオル類にいたるまで、すべてオーガニックという徹底ぶりです。

こうした取り組みが評価され、欧州を中心として認証が広まっている「BIOHOTEL」認証システムのアジア第一号の認証を授与されました。

八寿恵荘 http://yasuesou.com/concept/

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カモミールが咲き始めたエントランス周辺 外壁を杉材でお化粧直し

 

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レストラン:コモンキッチンを兼ね備える
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ラウンジ:畳と薪ストーブ カミツレ畑と森を一望

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大きな多目的ホールとデッキ
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オーストリア製 チップボイラー

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ビオホテル認証 http://biohotels.jp
2015年4月3日

藤野/森の家2 竣工しました

かねてより竣工見学会のご案内など差し上げていました「藤野/森の家2」が竣工しました。昨日は写真家の砺波周平さんに竣工写真を撮っていただきました。
このお住まいは、パッシブソーラーデザインや断熱性など建築の基本的性能を充分確保することとともに、太陽のエネルギーやその他環境がもつポテンシャルを存分に生かし、アンプラグドな自立できる仕掛けをいくつか搭載しました。こうした仕掛けは、いざという時、外部からのインフラ供給に頼らず、暮らしていけるレジリエントな住まいを実現します。

・そよルーフ(太陽熱集熱装置+太陽電池)
・太陽熱温水器
・独立型太陽電池
・薪ストーブ(地元の森林資源の活用)
・雨水利用(菜園、トイレ等)

また、これから庭には食べられる果樹を中心とした菜園を育てていくことになります。食料の自給、というテーマにも取り組みます。
また、建物も素材、職人等々、地元の資源でつくる「地産地消の家」です。
こうした、地域のあるいは建物の周りの環境の資源とポテンシャルと手をつなぎながら、小さな循環のなかでつくる住まい、というのが今後ますます必要になってくると考えます。 また当HPでも今後事例紹介していきます。(外観写真の後ろ側に建つのは「里山長屋」と「森の家」)

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2015年3月15日

現場報告3題

現場がいくつか着々と進行中です。

ひとつは、藤野/森の家2。工事もいよいよ最終段階にはいりました。左官屋さん、塗装屋さんが頑張っています。その後設備がついて、竣工となります。3月28日、竣工見学会です。

ふたつめは、都内/西荻窪にて改装/増築工事中の「食とコミュニティ」をテーマとしたスペース『Okatteにしおぎくぼ』です。杉を主体とした内外装に変更し、すっきりとした印象になります。
こちらは4月にお披露目予定。

みっつめは、長野/池田町で進行中の「カミツレの里」のお宿/八寿恵荘の改装現場です。自然素材と環境に配慮した仕掛けでしつらいを変更します。こちらは5月にリニューアルオープン。現場は急ピッチですすんでいます。

DSCN1931          藤野/森の家2
DSCN1900            西荻窪 『Okatteにしおぎ』
DSCN1884DSCN1880                長野県/池田町 『カミツレの里 八寿恵荘』
2015年2月28日

草屋根をつくる

今日は、西荻窪プロジェクト『Okatteにしおぎ』にて「草屋根」をつくるワークショップを行いました。まちに開かれた「食」をテーマにした住環境をつくるプロジェクトです。
新築部分の屋根に芝とハーブを植え、食べられる屋根にします。今日は建築士から庭師になりました。
草屋根は屋根の照り返しを防いだり、夏の遮熱効果など多様な役割を果たしてくれます。建築によって人工物で土地を覆ってしまった部分を屋根に復元する、という意味もあるかもしれませんね。 今回は「アクアソイル」という軽量土壌を袋詰めして、それを防水した屋根面に敷き詰め、そこに直に芝を貼っていきます。この材料は保水性能がよいため、植物が定着しやすいのだそうです。 所々に枠を設置して、腐葉土などをしきつめて、そこをハーブガーデンとしました。基盤土壌の袋詰めはまるでソーセージづくりと一緒。芝は定着をしっかりとさせるために、目地部には目地土をきちんとつめていきます。地味な作業ですが大事なプロセスのようです。夕刻、夕陽をあびて素敵な草屋根が完成しました。これから春になるにつれて、碧々とした屋根になるでしょう。

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FRP防水屋根を草屋根へ       講師の矢田さんからハーブの説明
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土壌材を敷き詰める                枠をセットして
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芝を敷いていきます
DSCN1757 DSCN1764            ハーブを植えていきます カモミール、いちご、チャイブ、ラベンダーなどなど
DSCN1768 DSCN1785               なかなか素敵な芝&ハーブガーデンが完成 たっぷり給水
2015年2月22日

赤羽の家が竣工しました

昨年から設計と工事をすすめていた赤羽の家がようやく竣工しました。 都会のいわゆる狭小地にたつ、床面積30坪強の1階RC+2階3階木造の三層構造の家です。1階の半分を駐車スペースとしました。 当方が設計させていただく住まいらしく、木構造をあらわしにできないか、といわゆる「燃えしろ設計」にて木構造を太くして、一部を室内にあらわしにしました。

狭小地故、屋根まで敷地目一杯で思うように十分庇類を出すことができません。一部窓には外ブラインドを設置して、目隠しと日射遮蔽および通風確保のしかけとしました。

近々に「実例集」のページでもご紹介たいと思います。

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