ビオフォルム日記

2016年7月13日

久我山の家:構造見学会&土壁塗り体験

東京都杉並区久我山にて、昔ながらの方法で作る、竹小舞土壁の家が上棟致しました。
お施主様のご厚意により構造 見学会と、竹小舞・荒壁塗りのワークショップを開催致します。
現代では少なくなってしまった土壁の家づくりを職人さんの手仕事にて行っています。
少なくはなりましたが、環境性や省エネルギー性など利点がたくさんあります。
この温熱環境に配慮した土壁と自然素材の家づくりの現場をご覧になられたい方、土壁にふれられたい 方、木をふんだんに使った家づくりにご興味のある方、ぜひご参加をお待ち申し上げます。

・場所:東京都杉並区久我山 駅より徒歩5分
・日程:2016年7月23日(土)
・時間:10:00 現地集合、10:30~竹小舞かき、昼休憩、13:00~荒壁塗り 16:00 頃終了
・定員:20 名(先着順にて、定員に達し次第しめきらせて頂きますので、ご了承ください。)

※ ワークショップに参加されない方も逐次、「構造見学」をして頂けます。おいでになられる予定の時間なども合わせてご連絡ください。
※お弁当は各自ご用意ください。
※ ワークショップに参加されたい方は、万が一の怪我の場合に備えて、イベント保険へ加入してあります。 備考:現場集合、現場解散、服装は汚れても良い物、手袋持参

指導:左官 勝又久治さん

設計:ビオフォルム環境デザイン室

下記、メールアドレスまでお申し込み下さい。追って現場地図、委細ご案内をお送りします。 問い合わせ連絡先:ビオフォルム環境デザイン室
担当:鈴木まで
mail:suzuki@bioform.jp

tel:042-572-1007

土付け2100523


2016年3月13日

チルチンびと第四回住宅建築賞 受賞

住まいの雑誌、「チルチンびと」が主催する木造住宅のレベルアップを目的とする第四回目の住宅建築賞の佳作をいただきました。
授賞式が3月11日にあり、参加させていただきました。

すでに10件の住宅を藤野の地域の工務店さん「創和建設」さんと組ませていただいて、実現できています。設計者としては、地域に根ざした住まいづくりの状況としては、大変理想的なことです。その内の一件、「森の家2」がその対象となりました。

応募にご協力をいただきました、住まい手の方始め、関係諸氏にお礼申し上げます。ありがとうございます。

これまで、当方の設計姿勢として外連味のない、しかし地域、周辺自然環境、住まい手と三位一体の関係性を大切にした住まいづくりをしてきましたが、そうしたことが評価されたなら、大変本望です。
今後も同様の姿勢で設計活動を続けていきたいと思います。

3月11日発売「チルチンびと」に掲載されています。
掲載されている写真はいつも当方の竣工写真を撮っていただいている、砺波周平さん。
どうぞご高覧ください。

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2016年2月20日

久我山の家 材料検査

今日は、これから着工する「久我山の家」の構造材の材料検査でした。日の出にある「浜中材木店」に住まい手の方と一緒に赴き、構造材のうち、居間まわりにみえる桧の梁材や地棟になる杉の梁などを検査しました。とてもきれいな材が用意されていました。
これから、大工さんの墨付け、刻みを経て、5月頃上棟となります。大変楽しみです。
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居間回りに使われる桧の梁。丸太を開き、二本の梁に。いわゆる芯去り材です。

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屋根の野地板、床に使われる杉の厚板。

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こんな家になります。木軸模型。


2016年1月2日

2015年 今年のおしごとのまとめ

いよいよ大晦日。今年も多くの方々のお力添えをいただき、いくつかの大事なお仕事を成就することができました。誠に感謝の念にたえません。ありがとうございました。
ここにまとめをしておきます。
来年もまた色々な意味で、価値ある仕事を続けて行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、よいお年をお迎えください。

①藤野/森の家2 チルチンびと住宅建築賞受賞
②葉山/おひさま保育室 無垢の自然素材表わしの準耐火建築
③長野・池田町/八寿恵荘 アジア初のBIOHOTEL認証取得
④相模湖/マナハレ 古民家を改修してカフェに
⑤西荻窪/Okatteにしおぎ 住宅の改修と増築 地域のコモンキッチン
⑥伊勢/伊勢の家 CLTを本格的に活用した住宅
⑦藤野/連の家4 農的暮らしを支える土間のある家
⑧べトナム・ホイアン/コンポストトイレづくりツアー
⑨某所 某企業の環境配慮型事務所建築計画

①藤野/森の家2
外部空間との連続性を大切にした、農的暮らしを支える住まい。パッシブデザインや太陽熱の利用を積極的にしました。住宅雑誌「チルチンびと 住宅建築賞」受賞。 後ろには「里山長屋」もちらりと見えています。(写真:砺波周平)
柳田家

②葉山/おひさま保育室
保育園の建築仕様の基準である、耐火性のある構造を無垢の構造材あらわしで実現。自然素材と無垢材に囲まれた空間。園長さんたちと多摩の森まで使う木を選びに行きました。ペレットストーブ/ボイラーによる床暖房を設置。
(写真:砺波周平)
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②葉山/おひさま保育室 その2 内観。
多摩の山で選んだ枝付きの丸太柱が真ん中で構造をどっしりと支えます。写真奥にイタリア製のペレットストーブ兼ボイラーが見えます。(写真:砺波周平)
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③長野県池田町 カミツレの里 八寿恵荘
オーガニックなカモミールのスキンケアを展開するカミツレ研究所が運営するお宿。地元の材を内外装に使用。地元の赤松のチップを活用したチップボイラーも導入し、健康と環境にとても配慮したお宿になりました。
日本(アジア)初のBIOHOTEL認証を取得しました
(写真:砺波周平)
八寿恵荘

③八寿恵荘 レストラン コモンキッチンも備え、ワークショップにも対応します。
(写真:砺波周平)
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④相模湖/マナハレ
古民家を改装して、カフェと住宅に。
間取りと構造改修の設計をさせていただきましたが、内外装は住まい手兼カフェオーナーさんが色々な方の協力を得て、セルフビルドで頑張りました。
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⑤西荻窪/ OKatteにしおぎ
住宅を改装と増築をし、土間スペースのある「地域のコモンキッチン」スペースに。
会員同士で食をテーマにした交流活動をしています。
草屋根や雨水利用など環境に配慮した仕組みも取入れました。(写真:砺波周平)
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Okatteにしおぎ
コモンスペースからキッチンと食堂をのぞむ。中心にどーんと立つ大黒柱はオーナーさんや、プロデュースを担当したN9.5の皆さんと多摩の山まで見に行きました。(写真:砺波周平)
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⑥ 伊勢/伊勢の家
住宅建築で、国内初の本格的にCLT(Cross Laminated Timber:直交木材積層板)を活用したもの。
在来木造軸組構造にCLTパネルを落とし込む方法で実現しました。実にCLTだけで40㎥弱を使用。
外観は伊勢の伝統的な意匠をモチーフに、焼き杉を外壁に採用するなど、優しい表情になることを心掛けました。
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⑦藤野/連の家4
一昨年から展開している、4軒を総合的に設計した小集落の風景をつくるプロジェト。いよいよその4軒目。平屋風情の屋根ラインを低くおさえた風景の創出、広い敷地を農的暮らしをイメージしてつくりこみました。
4軒目のこのお宅は、内土間と外土間をそなえ、菜園を営む暮らしをささえます。
太陽熱利用「そよ風」を備え、パッシブデザインを意識したつくりになっています。
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⑦藤野/連の家4
真ん中には薪ストーブ。
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⑧べトナム/ホイアン
設計以外の活動:5月と11月と二回、ホイアン(世界遺産都市)を訪問し、ホイアンの郊外の有機農園の一角にあるレストランにコンポストトイレをつくるワークショップツアーを開催しました。毎年なんらかのテーマをもって、このツアーを続けたいと思います。
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⑨某企業 事務所リニューアル計画

環境に徹底的に配慮した事務所建築の計画。創エネ、省エネと温熱環境や通風等のパッシブデザインにより、ひとにも環境にもやさしい建築をめざします。
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2015年12月5日

チルチンびと住宅建築賞 受賞しました

住まいの雑誌、「チルチンびと」が主催する、住宅建築のコンテストで、当方が設計を担当しましたお住まいが受賞しました。
施工を担当していただいた藤野の創和建設さんとの受賞です。

太陽熱集熱「そよ風」や、パッシブデザイン、太陽光発電による電力自給、雨水の利用などの仕組みを備え、自給的な農的暮らしを指向するご家族の暮らしを実現しました。

実例集でもまたご紹介したいと思います。

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http://www.fudosha.com/ad/kenchikusho.html


2015年11月1日

竣工見学会のご案内 その2    藤野「連の家4」

■見学会日時:2015年12月12日(土)

里山の風景が豊かに広がる、藤野の地に2013年から4軒の住宅が連なる住宅地のプロジェクトを始めました。
その最後の4棟目がこの12月にいよいよ竣工します。
このたびは住まい手のご家族のご厚意により、竣工見学会を開催させていただくことになりました。
この4軒は、里山の風景にあい、かつ農的な暮らしも可能な場として、小さいながらも集落感のある風景としたい、というコンセプトのもと、その趣旨に賛同する方々に順次お住まいをつくっていただきました。
全て、地元の木でつくり、自然素材が主体の地産地消の家づくりです。
全体的に低層の屋根とし、かつ外装のデザインも統一感がもてるように配慮しました。
全体の風情をそろえることで、風景としても価値をもつ良質な居住環境づくりを目指したプロジェクトです。

今回ご見学いただくお住まいは、木組みの構造、自然素材の内外装でしつらえてあります。また、庭で菜園を営むことにあわせて、土間の配置や台所との関係性に配慮した空間構成になっています。
是非、地元の山の杉、桧を使った木組みの空間と、漆喰や杉板でできた空気感の心地よさを体感していただければ、と思います。
外装には焼き杉板を採用し、防虫効果、防腐効果を期待するとともに、自然の風景にもなじむ風情となっています。
温熱環境やエネルギーにも配慮をし、太陽のエネルギーをたっぷり暖房に活用する、「そよ風」システムの導入や、パッシブデザインを意識したつくりにしました。また、薪ストーブを採用し、エネルギーも地元の山の資源を活用する地産地消を目指しています。これによって化石エネルギーにあまり頼らない暖房を実現しています。

是非、住まいとそれを含む4軒の集落感のある風景まで含めて、ご高覧いただければ、と思います。

お問い合わせは  info@biofor.jp  まで

規模/構造:木造2階建て(屋根内にロフト風に2階の部屋)
延床面積36坪強
設計  :一級建築士事務所ビオフォルム環境デザイン室

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2015年10月28日

竣工見学会のご案内 その1    CLTをつかった「伊勢の家」

三重県/伊勢にて進めて参りました、CLT(Cross Laminated Timber 直交集成板)を活用した住宅「伊勢の家」の竣工見学会を開催いたします。
日時:2015年12月5日(土)(時間未定)

これからの木造建築物にとって可能性が模索されているCLTという素材を全面的に活用した住宅です。住宅という比較的小規模の建築に応用できるような設計、施工方法を工夫し、そのモデルになるようなものとなりました。 住宅建築では本格的にCLTを使用したものとしては、おそらく日本初となります。
構造は、在来軸組構法の軸組にCLTを仕上兼用のパネル材として落とし込むハイブリッドになっているのが特徴です。

ご興味のある方は、当方のメールアドレス info@bioform.jp までご連絡ください。見学会の委細はまたご案内をいたします。

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2015年7月9日

盛岡 地域資源を活かす施設づくりがはじまりました

岩手/盛岡の郊外にある山間の地に、地域の山や川、自然の資源を活かして、持続可能な場づくりのお手伝いをしています。この週末にまずは基本計画となる案の模型をもって、打合せをしてきました。
この自然豊かな森を背景に、どのような場ができるのか、今後鋭意計画をつめていきたいと思います。

今後引き続きレポートします。

山上からパノラマ IMG_1014


2015年5月17日

カミツレの里/八寿恵荘 リニューアルオープン

一昨年から計画をすすめてきた、長野県池田町にあるカミツレの里/八寿恵荘という宿泊施設のリニューアル計画。その改装の設計を担当させていただきました。昨年の11月末から改装工事が始まり、この4月末に竣工し、おかげさまで、このたび5月15日にオープンを迎えました。
カミツレ=カモミールという薬効がある植物、しかもオーガニックに育てたものから抽出された成分をふんだんに使った入浴剤やコスメを製造するカミツレ研究所。そこが運営する健康と癒しのお宿として、すでにその価値を理解していた方々からは人気のあったお宿でした。このたび、そのコンセプトをより一層掘り下げよう、というオーナー殿の強い思いを実現するべく、全体をリニューアルすることになったのです。
内外装は、できるだけ地産地消の無垢材、自然素材を活用し、健康に配慮するとともに、環境に対するインパクトを最小にすることにしました。特に床材は全面的に地元池田町の赤松を製材したものです。全面的に床暖房を採用し、素材感を体感してもらうべく裸足で歩いていただけるようにしました。キッチンや家具も含めて採用した樹種の名前は全てお部屋の名前となっています。ベッドルームも一部屋ご用意し、車いすの方でもご利用できるようになっています。
エネルギー面でも配慮し、高性能な断熱をし直すとともに、浴室、暖房に使われる熱源は重油ボイラーから地元の赤松のチップ素材を活用するオーストリア製のチップボイラーへと変更しました。
このお宿で提供される有機食材のお料理や布団、タオル類にいたるまで、すべてオーガニックという徹底ぶりです。

こうした取り組みが評価され、欧州を中心として認証が広まっている「BIOHOTEL」認証システムのアジア第一号の認証を授与されました。

八寿恵荘 http://yasuesou.com/concept/

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カモミールが咲き始めたエントランス周辺 外壁を杉材でお化粧直し

 

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レストラン:コモンキッチンを兼ね備える
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ラウンジ:畳と薪ストーブ カミツレ畑と森を一望

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大きな多目的ホールとデッキ
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オーストリア製 チップボイラー

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ビオホテル認証 http://biohotels.jp