里山長屋
環境、隣人、地域との関係性を紡ぐ日本的エココミュニティ
生態系の仕組みをモデルとしたデザインの方法論である、パーマカルチャーを学んだ4世帯による、コーポラティブ形式による、コレクティブハウス・プロジェクト。住まい手自らが主体となって企画した、環境に負荷をかけない「地産地消」の家づくりです。
日本のパーマカルチャー的な風景としての「里山」、と昔ながらのご近所つきあいを象徴する「長屋」をイメージしたつくりになっています。
環境とコミュニティ、という現代の大きな二つの課題に対して、住環境としての解決をめざしています。
土壁や地産地消の自然素材の使用など、建物そのものがもつ環境性能に加えて、さまざまな環境配慮型の技術を取入れています。住まいの総合的な価値を構築する試みです。環境との関係性をつくることは、隣人や地域との関係性をつくることにも通じます。小規模ながらも日本的なエココミュニティのモデルとなるかもしれません。
四世帯が横並びに配列した長屋形式に加えて、コモンハウスと呼ぶ住まい手皆が利用できる空間を用意しています。そのことで、住まいのプライバシーは確保しつつ、必要なときに住人同士のコミュニケーションをはかることができます。
※JIA(日本建築家協会)環境建築賞 住宅建築部門 優秀賞
人も、陽の光の熱も集まるところ
主要な10件ほどの建物では、冒頭の解説文の後に、写真とコピー、説明文とで構成する、数個のグラビア的なブロックを続けます。キャッチコピーは、写真の上に載せても写真の外に出してもかまいません。場合によっては説明文は省略しても良いでしょう。その建物の特徴を印象的に紹介するために、少し手を加えては、と思います。ブロックエディターは、それを簡単に実現するはずです。
小見出しは、白背景の上だけでなく、情報量の少ない写真の上に重ねて配置して、印象的に見せることも。文字色は白か黒。必要に応じて白か黒のシャドーをつけて表示する。