ビオフォルム環境デザイン室では、これまで個人住宅から集合住宅、宿泊施設、
商業施設、福祉施設、多用途複合施設など100件ほどの設計に取り組んできました。
ビオフォルム環境デザイン室では、これまで個人住宅から集合住宅、宿泊施設、
商業施設、福祉施設、多用途複合施設など100件ほどの設計に取り組んできました。
“地球と生き物に優しい”をテーマに、市民農園に併設されたカフェ・エコショップ。屋根架構に二種類の勾配を用いることで、連続した開口部や換気など意匠・構造・設備の連動を目指しました。設計から家具製作までを担い、一体感のある空間づくりとなりました。地域の材、瓦、煉瓦など建築も地産地消をテーマとしています。
岩手県/陸前高田で進めている、『ワタミオーガニックランド』。数年をかけ、農場と施設と循環型の仕組みを備えた場を作っていく計画の1期工事。農村地域で見られる、簡素なつくりながらも採光などの機能性が高い牛舎や鶏舎の建築形式をモチーフとしました。
復興の象徴として蔵の並ぶかつての街並みの風景を再生し、地元の木材と作り手による地産地消の建築。瓦や杉板張りで伝統的な建物の風情を醸しつつ、トラス架構、天窓による室内環境制御など現代技術の活用と自然エネルギーの利用で次代へつなぐデザインです。
自然素材と自然エネルギーを用いた健康と癒しの“BIOHOTEL”。内外装に自然素材を用い、床材は地元の赤松、裸足でもすごせるように低温の床暖房を採用しています。地元赤松をチップボイラー熱源として暖房と給湯を賄っています。2016年グッドデザイン賞。
子供達の感性を育むことを願い、内外装は杉/桧を主体とした自然素材、スタッフの方々と山に出向き選んだ木を大黒柱としました。南側に設けた大きな開口部からの日射、太陽熱温水器とペレットストーブ/ボイラー等、暖房、給湯とも自然の恵みを活用しました。
「エコロジー」「オーガニック」「ローカル」「自然エネルギー」「パーマカルチャー」をキーワードに、循環型の仕組みと技術を取り入れた環境配慮型施設。環境問題と解決方法に気づくことを目指す環境教育の場でもあります。2007年山梨県建築文化賞奨励賞。
体験農園とデイケアセンター、ママカフェ、コモンハウスからなる複合施設「いるかビレッジ」。庭と菜園をパーマカルチャーガーデンとし、施設からの排水や雨水をバイオジオフィルター、池で循環させています。風景と住まいと庭がつながるデザインです。
「いるかビレッジ」内のデイケアサービスセンターです。暮らしの中でのリハビリ「ライフセラピー」を建築で下支えすることを目指しました。隣のママカフェおよび菜園と有機的につながりながら、ご年配、親、子供の三世代がつながる仕組みをつくっています。
環境の時代を見据え、環境建築としての住宅を意図しました。寒さ対策として南面は全面ガラス、日差しを蓄熱する土壁。ペチカやPSパネルなど輻射型暖房。夏の遮光、遮熱のため「外付けブラインド」、通風のため天窓や妻面上部からの排気を可能にしました。