Permaculture

農的暮らしとパーマカルチャー

自然と人が共生する暮らし

菜園のある暮らし
小さく始める、自給自足

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 家を中心とした住環境のデザインはわたしたちの生活の原点であり、大切です。
家を取り巻く自然環境との関係性を見直すことで、より少ない資源とエネルギーでより豊かに安心して暮らしていける仕組みを考えたいと思います。
 食料や水やエネルギーができるだけ自律する、環境負荷の小さい、循環型の農的暮らしをサポートする住まいをつくります。
 私たちが設計する家のいくつかには、小さな菜園がついています。自然素材の家を求めていらっしゃる方は、農的暮らしへの共感が強いのも特徴です。
 野菜作りや庭仕事を通じて、自然とのつながりを実感する。小さな菜園の営みからでも、食の安全やエネルギーの問題など、そこから見えてくることはたくさんあります。
 パーマカルチャーとは、生態系・自然の循環の仕組みに学び、我々の衣食住のデザインに応用するデザインの考え方です。衣食住すべてにわたって、自然と共生し、有機的で持続可能なデザインを自らの手で生み出すことに着目しています。私たちはそんな農的暮らしをサポートするために、家づくりを通じて様々なアイデアを提供しています。

循環型のしくみ
循環の仕組みのアイデアは生活のあらゆるシーンで活かすことができます

例えば、
 泥付き野菜をそのまま持ち込め、冬は蓄熱効果もある土間のある玄関。
 収穫の喜びを味わい、夏の日差しをここちよく和らげる植物棚。
 畑の水やりに使える雨水タンクとその水を何回も活用するカスケード利用。
 排水を植物の力で浄化するバイオジオフォルター。
 森林資源を活用する、薪ストーブやペレットストーブの設置。
 人間と自然界を循環で結ぶコンポストトイレや浄化槽の仕掛け。

 本来、建築とその外部の環境と切り離せないものです。農のある暮らしは、住まいを内に閉じられた空間から外へ開かれた空間へと変容させ、地域とのコミュニケーションを育む場ともなります。
より人間らしく、豊かな暮らしを取り戻すために、こうした循環の仕組みを備えた家づくりをお手伝いします。

自分の手で、生み出す暮らし
セルフビルド

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 大量生産型の家づくりは完成品をパッケージに商品化されて、住まい手に提供されます。ですが、そこには、造り手の顔や地域性や素材の力などは残念ながら感じられません。家づくりの現場が住まい手から離れてしまった結果、家を造る、ということへのコモンセンスというものが失われてしまいました。昔は街中に槌(つち)の音がひびき、大工さんが鋸(のこぎり)と鉋(かんな)を使って家をつくっていて、その風景を誰もがみていたものです。
 パーマカルチャーは暮らしを自らの手でつくることをも示しています。家づくりの現場もまた住まい手に取り戻す必要があります。少しでも自らの手を家づくりにくだすことは、家がどういう仕組みでできているのか、などを理解する大きな手だてになります。
 それは、家のメンテナンスなどに直面したときにも、住まい手の人間力のようなものを発揮できることにつながるのです。
 菜園やそれにつながる土間などを設計のなかでご提案しているのも、住まい手の方の人間力をどう育むか、ということが大きなテーマの一つだからです。
 私たちは、セルフビルドをしよう、という元気のよい住まい手の方のお手伝いもしています。


事例紹介

  • 里山長屋
  • 藤野 / 風の家1
  • 足立 エコアパート
  • 恩納村の家
  • PICA山中湖ヴィレッジ レストラン

コンセプト