ビオフォルム環境デザイン室では、これまで個人住宅から集合住宅、宿泊施設、
商業施設、福祉施設、多用途複合施設など100件ほどの設計に取り組んできました。
ビオフォルム環境デザイン室では、これまで個人住宅から集合住宅、宿泊施設、
商業施設、福祉施設、多用途複合施設など100件ほどの設計に取り組んできました。
復興の象徴として蔵の並ぶかつての風景を再生し、地元の木材と作り手による地産地消の建築です。瓦や杉という板張りの伝統的な建物の風情を醸しつつ、トラス架構、天窓やガラスなど現代技術の活用、自然エネルギーの利用など次代へつなぐデザインとしました。
「食」をテーマに地域コミュニティの核となる場づくりをめざし、1階は地域に開かれたシェアキッチン・コミュニティスペース、2階はシェアハウスへ改装しました。建材の地産地消や環境への配慮も大きなテーマとし、木材は東京の木、屋根は草屋根としました。
自然素材と自然エネルギーを用いた健康と癒しの“BIOHOTEL”。内外装に自然素材を用い、床材は地元の赤松、裸足でもすごせるように低温の床暖房を採用しています。赤松のチップをボイラーの燃料として、熱を暖房と給湯に供給するエネルギーの地産地消です。
子供達の感性を育むことを願い、内外装は杉/桧を主体とした自然素材、スタッフの方々と山に出向き選んだ木を大黒柱としました。南側に設けた大きな開口部からの日射、太陽熱温水器とペレットストーブ/ボイラー等、暖房、給湯とも自然の恵みを活用しました。
「エコロジー」「オーガニック」「ローカル」「自然エネルギー」をキーワードに、循環型の仕組みと技術を取り入れ、パーマカルチャーのデザイン手法を用いた環境配慮型の施設。滞在することで、自然と環境問題とその解決方法に気づくことを目指しました。
体験農園とデイケアサービスセンター、カフェからなる複合施設「いるかビレッジ」。庭と菜園をパーマカルチャーガーデンとし、バイオジオフィルターと池を設け施設からの排水や雨水を循環させています。風景も設備も住まいと庭がつながるデザインとしました。
「いるかビレッジ」内のデイケアサービスセンターです。暮らしの中でのリハビリ「ライフセラピー」を建築で下支えすることを目指しました。隣のママカフェおよび菜園と有機的につながりながら、ご年配、親、子供の三世代がつながる仕組みをつくっています。
環境の時代を見据え、環境建築としての住宅を意図しました。寒さ対策として南面は全面ガラス、日差しを蓄熱する壁を設置。ペチカには地域材を使用。夏の遮光、遮熱のため「外付けブラインド」を採用、通風のため天窓や妻面上部からの排気を可能にしました。